気になる歯並び
あなたは自分の歯並びが悪いことが、気になりますか? 私は歯並びが悪いことが気になり、40歳を過ぎてから歯列矯正を始めました。 今回は、矯正を始めたきっかけについてお話ししたいと思います。
子供の頃の歯並び
私は子供の頃は綺麗な歯並びでした。
歯並びが悪いかも?と感じ始めたのは、乳歯から永久歯に生え変わった頃からです。
顎に対して歯が大きく、綺麗な歯並びになりませんでした。
具体的にどう悪いかと言うと糸切り歯が前に出た、【八重歯】という状態です。(しかも上下)
「周囲の友達の歯並びは良いのに、自分は何故悪いんだろう?」と思いましたが、これは遺伝的な要素が大きいようで、父も同じように歯並びはよくありませんでした。
また、歯が生えそろってしまえばそれに慣れてしまい、食事も普通に取れますし、幸い歯並びが悪いことでいじめられたり
という事もなく大人になりました。
むしろ八重歯で幼く見られていたかもしれません。
歯並びが悪いことで起こった口の中の変化
歯並びが悪いと、一生懸命歯磨きをしても磨き残しが増えてしまうんですね。
お陰でよく虫歯になったり、歯肉炎、歯周病が悪化。
口臭も気になります。
歯茎から血が出るのは日常だったので、クリーニングや治療を行うために、3か月に1度の割合いで定期的に歯医者に行っていました。
矯正のきっかけ
ある日歯並びが悪い部分の歯に痛みが走りました。
歯茎を見てみると、赤く腫れあがり、膿んでいました。
そして歯自体も指で押してみると、グラグラとまでではありませんが、少し動きます。
びっくりして、急いでかかりつけの歯医者に診てもらいました。
歯茎は切開し、同時に根の治療も開始。
結局2か月ほどかかりました。
原因は、やはり磨き残し。
歯茎に汚れが溜まって炎症がおこってしまったようです。
こんなに頻繁に歯医者に通っているのに、こういう事が起こってしまう・・・。
そこで状況をよくわかっている歯医者さんに、歯列矯正することをおすすめされました。
歯科矯正医院にカウンセリングを受けに行こう
歯医者に行くって、時間もかかるし、痛いし、結構大変ですよね。笑
カウンセリングはどこの歯医者さんも大体無料ということなので、初めて矯正歯科を予約し、しっかり診断して貰う事にしました。
診てもらうと
「乱杭歯(らんぐいば)という状態ですね。簡単に言うとガタガタという事です」と、解りきったお答え。笑
一番気になっていた「こんな年になって歯列矯正をする事に意味があるのか?」という質問に
「60歳以降になって矯正する人もいますよ。今から矯正しても遅いという事はありません。」
という言葉で、スッと気持ちが軽くなり、矯正を決めました。
第一歩を踏み出すには勇気がいりますが、矯正のカウンセリングは大体の歯医者さんで無料です。
勿論、診断だけしてもらって辞めるということもできますよ。
タダなら一度行ってみよう!という気になりませんか?笑
歯並びが悪くても、相手(歯医者さん)は、プロですので恥ずかしいこともありません。
たくさん質問しても丁寧に答えてくれると思いますよ。(ぎゃくに答えてくれないようなところは辞めたほうが良いです)
歯は一生使います。
始めようと思ったときが、はじめ時ですよ。
歯並びが気になっていたら、ぜひ一度、矯正医歯科に診断してもらうことをおすすめします。